玉井康之北海道教育大学釧路校教育学科

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臨床教育学研究室(教育基礎コース)

臨床教育学研究室の紹介  

臨床教育学研究室では、子ども・学校にかかわる様々な教育現象や教育問題をとりあげ、幅広い実践理論を背景にして、最終的には自ら解決できる実践的な力を高めることを目指しています。そのためには、常に子ども・学校をとらえる鋭い観察力と、自ら解決方法のアイデアの検討が不可欠となります。また学生同士の人間関係を意識的に作りながら、お互いに切磋琢磨する人間力が必要になります。このような力を高めるために、学校や児童施設に赴きながら、子どもたちと触れあうことを通じて、学校や地域の現状をとらえ、実践的な学習を進めていきます。知識は大変重要ですが、「知識通りにはいかない」ということも、教育実践の特徴です。これからの教師には、学級経営力・生徒指導力・教科指導力・教育相談力・地域教育連携力・協働遂行力など、場面に応じたあらゆる臨床的な力が必要になっていますが、それらは多種多様な場面の観察と実践の中で、豊かな教育実践のノウハウが身につきます。4年間を通じて子ども・学校と関わる教育実践活動を大事にしてほしいと思います。

臨床教育学研究室で求められる学生像-研究室で大事にしていること-

・教育に関わることに強い関心と興味を持っている人 ・人間関係を意識的に高めていこうと努力する人
・子どもが好きで自ら子どもの中に入っていく人 ・一生懸命良い教師になろうとする人

・困難に対してり越えようと努も乗力する人

・学校支援ボランティアや子ども支援活動を行う人
・受身的ではなく、自ら研究室に貢献しようとする人 ・教育実践力を向上しようと思っている人

特色ある活動・年間の活動スケジュール

教育フィールド
研究
毎週市内公立学校に通います。通常学級もしくは特別支援学級に配属されます。他に学校支援ボランティアとして、朝読書や放課後活動などの支援にも関わっています。
へき地・小規模校
との連携
へき地運動会や学芸会など、へき地校ならではの地域と密接に結びついた活動にも、体験的に関わっています。へき地住民の聞き取りや語り部活動にも参加しました。
児童養護施設・
子ども福祉活動
家庭の事情で両親が養育できない子どもたちがいる「まりも学園」にプロジェクトチームとして、ほぼ毎週水曜日夜に子どもたちの宿題や遊び相手をしながら、様々な事情を抱えた子どもの実態について体験的に学びます。障がい児支援サークルや児童相談所にも関わっています。
演習・ゼミ活動 社会教育関連施設を訪れたり、子どもとのコミュニケーション能力を高めるためにゲームを通じた教師になるための力量形成にも力を入れてきました。実践方法論と教育観を交互にとらえる演習や、子どもの全体的な状況をとらえる演習もやっています。
研究室交流活動 全研究室員が集まる活動を重視し、春・冬に行われる研究室合宿では、1~4年の交流のほか学年ゼミや研究発表会が行われ、研究課題の共有を図っています。また、各種レクリエーション活動などの企画・運営も教師の幅広さを培うものとして重視しており、研究室活動の様々な場面で体験的に学んでいきます。学生が企画する行事もたくさんあります!!

担当教員紹介

☆玉井康之☆

専門領域(学部):
教育学(学校と地域の教育経営)

専門領域(大学院):
教育経営学
担当科目:
発達と教育、教育の制度と社会、学校地域運営論等。子どもの家庭教育・生活教育・社会関係づくり・地域総合学習・少年非行予防・地域学校運営等、学校外の教育活動から子どもの人間関係づくりにも迫ります。
☆二宮信一☆

専門領域(学部):
教育学(特別支援教育)

専門領域(大学院):
特別支援教育
担当科目:
特別支援教育、特別支援教育実践論、障害児と教育、障害児観察指導法、発達障がい児教育論、など。LD、ADHD等の発達障害のある子ども達の支援を「連携」をキーワードに研究しています。
☆川前あゆみ☆

専門領域(学部):
教育学(へき地教育論)

専門領域(大学院):
地域社会教育
担当科目:
へき地教育論、道東の教育、へき地学校教育論、へき地校体験実習、学校体験・地域理解実習、へき地複式授業、体験学習、各学年演習、他。道東の地域性を含めて、“へき地”の可能性と発展条件を探究しています。

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